ホステスと聞くと、正直あまりいいイメージは抱きにくい、と思う人も多い言葉かもしれません。

でもそれってなぜでしょう?「いいイメージを抱きにくい」というのは、ひょっとして
ホステスがどういう職業、どういう存在なのかを知らないからこそ、未知のものへの拒否感が先にたってしまっているのかもしれません。
意外と知られていないことですが、実は『ホステス』って、お客様のセラピーや、精神的な安全基地として
また、お客様の心の看護師のような「ちょうどいい立ち居地から、お客様の心に寄り添うケアサービス業だったりするのです。

ホステスだからホステスらしく、店内ではお客様に夢を見せるプロとして女優のように…と、必要以上に気負っている人は、ホステスとして大成するか?
残念ながらこれは間違いです。
不思議なことに、そういった気負い、プロ根性みたいな意識を持ったホステスというのは、えてしてお客様から喜ばれないのです。

え?なぜ?プロ意識を持つのはいいことのはずなのに、なぜ受けが悪いの?と、思うかもしれません。

実は、キャバクラ、キャバレー、クラブ、パブ、スナックにいらっしゃるお客様が求めているのは「プロの接客『技術』」ではないのです。
お客様がホステスに求めているのは「癒し、共感、勇気付けてくれる、生きる張り合いをくれる」といったことなのです。
つまり、気心の知れた幼馴染のような存在と、変な気を使うことなく楽しくしゃべって日ごろの憂さを忘れ、
「毎日大変だけど、生きてるのって悪くないな、楽しいな、明日もひとつがんばってみようかな?」という気持ちになれることなのです。

ただ、ここで大事なポイントがあります。
「お客様と必要以上に馴れ合うことなく、楽しく過ごすことで元気になってもらう」
「何もかも普段どおりに振る舞う必要はないけれど、できる限り人として自然体でいること」
「お客様が何に興味を持ち、何を話したがっているかに沿った会話をすること」
この3つができる人は、お客様からとても喜ばれます。つまりホステスとしてのプロです。
そして、この3つを心がけている人には、必ず固定のお客様がつきます。
一口にお客様と言っても、いろいろなタイプの方がいらっしゃいますが、お客様ひとりひとりにとっての『心の安全基地』になれるホステスに共通しているのは、上記3点を
意識して実践しているということです。
見え透いたお世辞トークもときには必要かもしれませんが、お客様が何に好ましさを感じるかといえば、ホステスのその人らしさ、自然さであることを考えると
お行儀よく(これはホステスという職業柄当たり前ですが)お客様の理想の友人、相談相手になること。
これに尽きると思います。

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